心血管系病態モデル
心筋梗塞 Myocardial infarction
再狭窄 Resetenosis
心筋梗塞モデル
冠動脈左前下行枝(LAD)の結紮による、マウス心筋梗塞モデルを作製しています。
このモデルは、再灌流による損傷および/または心不全に対する薬物または治療
介入の効果の研究に利用できます。
虚血性再灌流
結紮除去後の心臓に希望の時間にわたって再灌流がおこなわれます(数時間から
数ヶ月に至るまで)。このモデルでは、心筋梗塞のサイズや再灌流による損傷の
程度が測定できるばかりでなく、心室内圧-容積の関係のような機能的パラメータも
測定できます。
心不全
マウスを長期間にわたり生存させておくと、ヒトの心不全に相当するような病態が
発症します。このような心筋梗塞/心不全マウスモデルを用いて、また様々な遺伝子
的背景での検討が必要とされる場合には、その他の心血管リスクファクター、たとえば
高脂血症、インスリン耐性、高ホモシステイン血症およびアテローム性動脈硬化症など
と組み合わせて、薬物の作用を検討することもできます。
英文プロダクトシート Myocardial infarction,
再狭窄モデル
血管形成モデル:
マウス(トランスジェニック)の大腿動脈におけるカフス誘導性内膜過形成
動脈の周囲にポリエチレン製の堅いカフスを設置することで、平滑筋細胞の豊富な
新生内膜が数週間以内に形成されます。ApoE*3Leidenマウスでは、高コレステ
ロール血症となるような飼料により、新生内膜のサイズが大幅に増大し、それと同時に
新生内膜に泡沫細胞蓄積が誘導されます。 このモデルは、炎症の役割も含めて、
(介入後の)アテローム性動脈硬化症の早期事象に対する薬物の作用研究に大いに
適しています。
静脈移植片疾患
ヒト伏在静脈器官培養
ヒト静脈移植片病用のモデルとして、ヒト伏在静脈切片の器官培養を利用できます
このような培養切片では、新生内膜が4週間以内に形成されます。このin vitroの静脈
移植片は、形態学的にはin vivoにおけるヒト静脈移植片のごく早期の病変に極めて
類似しているため、ヒト静脈移植片病の各局面の検査用の優れたモデルとなります
英文プロダクトシート Drug eluent stents
TNO | The Netherlands Organization for Applied Scientific Research