TNOの薬物動態・代謝部門は、初期の吸収・代謝スクリーニング、各種インビトロ試験、動物(ラット、イヌ、ミニブタ)での薬物動態試験、ヒトにおける薬物動態の予測に至るまで、全分野にわたって前臨床薬物動態プログラムを提供することにより試験委託者の候補薬の選択とその後の開発をお手伝いいたします。
吸収・代謝スクリーニング
初期の吸収・代謝スクリーニング向けとして、in vitro系を用いた効率的なファストトラックツールを多数開発してきました。経口および経皮による薬物送達は、Caco-2細胞やヒト皮膚培養チャンバーのようなシステムを用いて評価します。代謝安定性や相互作用の可能性は、96ウェルフォーマットのヒトチトクロームP450発現細胞株やLC-MS/MS検出装置に直接連結したヒト肝ミクロソームを使って評価します。P450誘導性については、ヒト肝細胞を使っての評価が可能です
安全性評価のサポート
薬物動態・代謝部門は、コンコミタントトキシコキネティクス、げっ歯類以外による完全なADME試験、in
vitroまたはin vivoにおける薬物相互作用など、安全性評価プログラム全般にわたる包括的なサポートを提供しています。分布は、従来の定量的組織分布試験、あるいは最新のフォスフォイメージング技術を用いるげっ歯類、および非げっ歯類の全身オートラジオグラフィーにより評価しています。
代謝および相互作用のメカニズムは、動物またはヒト由来の肝細胞、または組織切片において、あるいはP450s発現細胞株とミクロソームにおいて、in vitroで試験します。総クリアランスに対するグルタチオン-S-トランスフェラーゼやUDP-グルクロニル-トランスフェラーゼのような第II相酵素の関与は、細胞成分分画または精製酵素を用いてin vitroで測定します。代謝や種々のアイソザイムの関与が明らかになれば、精密コンピューター(Physiologically Based Pharmacokinetic;PBPK)を用いたモデリングにより、ヒトにおける動態の予測や個体差の推測が可能となります。
薬物動態・代謝部門は、当社薬理部門と協力して、ご要望に応じ病態モデルにおける薬物動態・代謝の探索システムを開発いたします
Drug transporters
Advanced technology to determine free fractions of drugs in plasma