ヒト初代細胞培養
Human primary cells in culture as a model for drug testing
ヒト初代細胞培養
細胞モデルは in vivo における作用の予測手段として適切であることがすでに立証されています。
2001年、コレステロール低下薬であるセリバスタチンは、重度の筋毒性や、さらに横紋筋融解症による死亡という結果に至った多くの症例が報告されたことにより、市場から回収されました。この現象は他のスタチン類の副作用とは極めて異なっていました。TNO
では、多様なスタチン類の作用について、各種ヒト培養細胞を用いて広範囲に及ぶ検討を行っています。その研究結果からは、セリバスタチンは他のスタチン類に比べて例外的な挙動を示すと結論づけることができます。これは
in vivoでの筋毒性に関連している可能性があります。
TNO は、ヒト初代細胞の分離と培養における卓越した専門性を確立しており、強力な学術的基盤、ならびに、こうした研究を実施する上での必要な知識と技術を有しています。
以下の内容を目的とした、各種ヒト培養細胞システムを用いた研究の場をご提供しています。
■ コレステロール合成、および細胞増殖に対する影響について
■ ヒト初代培養における薬物の作用機序の研究
■ siRNA/shRNA を用いたサイレンシング効果の検討
■ チトクロームP450による相互作用・代謝の研究
ご利用可能なヒト細胞種
■ 左内胸動脈平滑筋細胞
■ 臍静脈およびその他の静脈の内皮細胞
■ 角膜線維芽細胞
■ 横紋筋筋肉細胞
■ 胞状卵胞の顆粒膜細胞
■ 肝細胞
■ 軟骨細胞
■ 滑膜繊維芽細胞
■ 皮膚繊維芽細胞
■ アストロサイト
■ マイクログリア
その他細胞種はお問い合わせください。
TNO | The Netherlands Organization for Applied Scientific Research